全国各地、多くの人達から親しまれている「お好み焼き」 。
名前の通りお好みの作り方で楽しむことができますが、ちょっとだけ準備が面倒。
そんなお好み焼きも「お好み焼きの素」を使えば簡単、手軽に作れます。
今回は「お好み焼きの素」を使った簡単なお好み焼きの作り方と、面白レシピを3つ紹介!
お好み焼きは費用も安く、キャベツを多く使うのでヘルシーながらボリュームも十分。
簡単に作れるので、一人暮らしの節約メシに向いている料理です。
食費節約しながら、色んな味のお好み焼きを楽しんじゃいましょう!
「お好み焼きの素」とは
「お好み焼きの素」(お好み焼き粉)とは、通常のお好み焼きに使う薄力粉の代わりに使う「出汁の味付き粉」です。
薄力粉の場合は、水に出汁など加えて味をつけ、玉子を加えてタネ(生地)を作るのが基本的です。
お好み焼き粉の場合は、水と玉子を加えるだけ。
味付けに失敗することなくタネを作れる便利な粉です。
あまり料理で薄力粉を使わないのであれば、いちいち味付け調整しなくて良い「お好み焼きの素」が便利。
たこ焼きや他のレシピでも工夫次第で使えるので、「薄力粉じゃないとダメ」って料理以外なら利便性も十分あります。
お好み焼きのメリット
お好み焼きは美味しいだけでなく、さまざまなメリットがあります。
簡単に作れる
基本的にはタネにキャベツを合わせて焼くだけなので、料理が苦手な人でも簡単に作れます。
とくに関西風の作り方なら、最初に全てタネに混ぜてそれを焼くだけ。
タネの味付け具合が少々面倒な気もしますが、「お好み焼きの素」なら味付けも不要でタネが作れます。
いたってシンプルな料理です。
食費節約できる
具材次第ですが、基本的な部分だけでいえば200円以下(1人分)で、満足いくボリュームのお好み焼きが作れます。
基本的な材料は以下の3つ。
基本的な材料
・お好み焼きの素(50g)約45円
・キャベツ(150g)約100円
・玉子(1個)約30円
これにソースやマヨネーズなどを加えても、合計で約200円以下! ※値段は地域や店によって多少の違いはあります。
金欠時などには助かる料理です。
意外とヘルシー
これも具材によりますが、基本的にはキャベツがメインなのでボリュームのわりにヘルシーです。
生地が膨らむ上にキャベツのボリュームでかなり大きく作れますが、カロリーは見た目ほどありません。
広島風のような焼きそばなどが入ってくるとまた話は違いますが、キャベツメインで具材もこだわらなければダイエットにも使えます。
お好み焼きの作り方
お好み焼きは一般的に「関西風」と「広島風」の2種類の焼き方があります。
混ぜて焼くのが関西風、一つずつ焼き重ねていくのが「広島風」です。
どちらも作り方はシンプルですが、より簡単・手軽に作るなら混ぜて焼くだけの「関西風」がおすすめ。
後ほど紹介する簡単おもしろレシピも関西風がベースなので、ここでは関西風お好み焼きの基本的な作り方を紹介します。
基本的なお好み焼きの作り方
「混ぜて焼く」シンプルでわかりやすい関西風の焼き方です。
材料(1人分)
・お好み焼き粉 50g
・水 80g
・玉子 1個
・千切りキャベツ 150g
・お好みソース 適量
・青のり、鰹節、マヨネーズなど(好みで)
材料は最低限必要なものに絞ってます。
千切りキャベツはコンビニやスーパーで売っているパック品がだいたい150gなので、それを使うと楽です。
レシピ
①お好み焼き粉と水を混ぜる。
②千切りキャベツを入れ、玉子を割り入れて混ぜる。(タネ完成)
③フライパン(中火)に油を引き、タネを入れて15㎝くらいに広げる。
④焼き色が付く程度(3~4分)焼けたら、裏返しにする。
⑤水を少々入れフタをする。(蒸焼き)
⑥4分ほどたったらフタを取り、もう一度裏返して1分焼く。
⑦ソースを塗り、皿に移して青のり、鰹節をかけて完成。
(好みでマヨネーズもかける)
お好み焼き粉と水を混ぜるときは、とろみがつく程度に。
キャベツと玉子を混ぜる時も混ぜ過ぎるとふっくら焼けないので、軽く混ぜる程度にしましょう。
タネは広げつつ、円形に整えながら焼き目が着く程度に焼きます。
裏返す時は、一度皿に移してからフライパンの上で皿ごと一気にひっくり返すと上手く返せてオススメ。
ヘラがなかったり、苦手な方はこの方法が便利です。
肉を入れる場合は軽く焼いて、返す前の広げたタネの上にのせましょう。
揚げ玉をタネに混ぜても美味しいので、加えるのもおすすめです。
この辺の具材がまさに「お好み」ですね。
お好み焼き 簡単おもしろレシピ3選!
お好み焼きの作り方でも簡単な関西風をベースに、ちょっと変わったおもしろレシピを3つ紹介します!
とくに凝った食材を使うわけでもなく、ベースに「1品混ぜるだけ」のシンプルなレシピなので、ぜひ試してみてください。
(お口に合わなかったらごめんなさい 笑)
ミートソース風お好み焼き
作ってみたらなかなか美味しかった、スパゲティソースを使ったミートソース風お好み焼きレシピです。
パスタに飽きたときなんかには良いかも?
材料(1人分)
・お好み焼き粉 50g
・水 80g
・玉子 1個
・千切りキャベツ 150g
・パスタソース(ミートソース) 80g(1人分)
お好みソースは使いません。
パスタソース(ミートソース)で十分味があります。
レシピ
①基本と同じタネ(生地)をつくる。
②フライパン(中火)に油を引き、タネ(2/3)を入れる。
③15㎝くらいに広げ、3~4分焼く。
④生地の上にミートソースをのせ、軽く広げる。
⑤残りのタネ(1/3)を上にかけ、軽く広げたら裏返す。
⑥水を少々入れ、フタをする(蒸焼き)
⑦4分ほどたったらフタを取り、もう一度裏返して1分焼く。
⑧皿に移して完成。
基本的な焼き方とほぼ同じですが、②~⑤でパスタソースを生地でサンドします。
ちなみに他のパスタソースでも同じように作れるので、色々試してみるのも面白いかもしれませんね。
チンジャオロース風お好み焼き
一人暮らしだとあまり縁がない「クックドゥ」。
どうしても使って見たくて……お好み焼きに使ってみました!(なぜ?)
チンジャオロースの素ですが、餃子みたいな味のお好み焼きになってちょっと感動しました 笑
材料(1人分)
・お好み焼き粉 50g
・水 80g
・玉子 1個
・千切りキャベツ 150g
・クックドゥ 青椒肉絲の素 58g(2人分)
※ごま油を使用
青椒肉絲(チンジャオロース)の素で中華風の味になるので、ソースは醤油が合います。
チンジャオロースなのに、もうほとんど餃子味感覚です。
レシピ
①基本のタネをつくり、チンジャオロースの素を加えて混ぜる。
②フライパン(中火)にごま油を引き、タネを入れて15㎝くらいに広げる。
③基本の焼き方と同様に焼く。
③焼きあがったら皿に移し完成。好みで醤油につけてどうぞ。
もうお好み焼きというより、もっちりした大きい餃子といった感じです。(一応、チンジャオロース味ですが)
醤油につけるとさらに餃子感が増して良い感じに。
中にピーマンとか入れたらチンジャオロースっぽさが増すかもしれませんね。
このままでも「いわれてみればチンジャオロース味かな」と思えるくらいの風味はあります 笑
麻婆豆腐風お好み焼き
チンジャオロースに味をしめて使ってみた「クックドゥ」シリーズ第2弾!
チンジャオロースが餃子みたいな味になるような化学変化(?)はありませんでした。(ちと残念)
材料やレシピはチンジャオロース風とほぼ同じで、タネに混ぜるクックドゥを麻婆豆腐の素に変えるだけ。
(醤油やラー油は不要)
ちゃんと麻婆豆腐味で、なかなか刺激的な辛さが味わえるお好み焼き。
ちょっと強火で焦げ目がつく程度に焼くと、カリっとした部分が出来て美味しいです。
ビールのつまみなんかにおすすめですね。
まとめ
「お好み焼きの素」を使った、基本的なお好み焼きの作り方から簡単おもしろレシピ3つを紹介させていただきました。
お好み焼きは、基本的な作り方さえ分かってしまえばその名の通り「お好み」に楽しんで作れます。
食費節約やダイエットにも活かせる万能さも魅力。
ちょっと変わったレシピ(今回のような)にチャレンジしても、まぁまず食べられる不思議な料理でもあります 笑
今回の記事は半分趣味的な内容ですが、どこかでどなたかのお役にたてば幸いです。
以上になります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。