※アフィリエイト広告を利用しています

仕事関係

MOS資格。すぐできる独学の勉強方法、必要な勉強時間を解説!

この記事では「MOS資格に合格するために、すぐできる独学の勉強方法、必要な勉強時間」を解説します。

一般的なパソコン操作スキルを証明する資格、MOS(Microsoft Office Specialist)。

就職や転職、スキルアップなどの目的でMOS資格の取得を考える人は多いと思います。

でも、いざ勉強しようと考えると、

「独学でも資格がとれるの?」

「勉強時間はどれくらい必要なんだろう……」

といった不安もありますよね。

自分も最初は不安でしたが、独学でExce、word、PowerPointの2019アソシエイト資格の検定試験に合格することができました。

その実体験をもとに「MOS検定に合格できる、すぐ始められるオススメの独学勉強方法」を解説します。

無理のない独学勉強方法で、MOS資格検定に合格しちゃいましょう!

MOSとは

MOS(Microsoft office specialist)とは、Microsoft社officeソフトの操作スキルを証明する資格。公式サイト

仕事でパソコンを使うとき、「エクセル」「ワード」「パワーポイント」という言葉を聞いたことはありませんか?

これらは全て「officeソフト」といわれるソフトの一つになります。

「仕事でよく聞く=よく使うパソコンソフト」の操作スキルを証明する資格が「MOS資格」(通称、モス)

全ての仕事において、「パソコン操作は問題ない」と社会的に判断してもらえる有効な資格です。

MOSの合格率

MOS検定試験の合格率は公式に発表されていませんが、一般レベル(MOSアソシエイト)の合格率は約80%といわれています。

取得難易度も高くない(といっても勉強は必要ですが)人気の認定資格です。

MOSの種類

MOS資格には「ソフト」、「レベル」、「バージョン」それぞれ種類があります。

自分に必要な受けたいMOS資格の種類を確認してから、勉強の準備をしましょう。

ソフトの種類

一言にMOS資格といっても、複数のソフトがあります。

一般的に人気があるのは、「Excel(エクセル)」、「word(ワード)」の2種類。

次いで「PowerPoint(パワーポイント)」になります。

ソフトの種類

・Excel → 表計算ソフト。データの入力や数値管理が中心。

・word → 文書作成ソフト。報告書やお知らせ、文書類など。

・PowerPoint → プレゼンテーション資料作成ソフト。会議や報告資料など。

「PowerPoint」はプレゼンテーション用の資料作成に使われるソフトなので、一般事務での優先順位は低いですが、事務の種類(医療事務など)によってはスキルが求められます。

最近では動画やSNSの編集でもPowerPointはよく使われるので、需要は増えてきていますね。

他にもAccess(アクセス。データベース管理ソフト)、Outlook(アウトルック。電子メール、情報管理ソフト)がMOS資格にはありますが、先の3つに比べると需要はほとんどなく、MOS資格としての認識は低いです。

ExcelやWordで学ぶ内容がPowerPointでも出てくるので、3種類全て取得する場合はPowerPointを最後にすると勉強の効率が良くオススメです。

難易度種類

難易度は2種類あり一般レベルの「アソシエイト」、上級レベルの「エキスパート」に分かれます。

難易度の種類

・アソシエイト → MOSの一般レベル。

・エキスパート → MOSの上級レベル。

基本的にMOS資格というと、一般レベルの「アソシエイト」と思ってよいでしょう。

Excelとwordは上級レベルのエキスパート資格もありますが、PowerPointはアソシエイトのみです。

バージョンの種類

MOSはソフトのバージョンによって試験が分けられています。

バージョンの種類

・(Excel、Word、PowerPoint)2013

・(Excel、Word、PowerPoint)2016

・(Excel、Word、PowerPoint)2019(365&2019)

特にこだわりがなければ、最新バージョンを選んでおきましょう。(※2023年2月現在では、2019が最新バージョン)

ソフト、レベル、バージョンの種類をまとめると、一般的にいわれるMOS資格を取得したいのであれば、

一般的なMOS資格

・MOSアソシエイト Excel2019(365&2019)

・MOSアソシエイト word2019(365&2019)

・MOSアソシエイト PowerPoint2019(365&2019)

この3つのうちどれかになります。

それぞれの難易度も同じレベルです。

全て取得するのがベストですが、Excelやwordだけでも十分、スキルの証明になります。

業務内容や目的に見合ったもので検討しましょう。

※この記事では上記3つのMOS認定資格「MOSアソシエイト Excel、Word、PowerPoint(365&2019)」の勉強方法を対象として説明させていただきます。

独学に必要な勉強時間

時計とカレンダー

個人差はありますが、多少触れている人なら10時間、完全な初心者で20時間が必要な勉強時間の目安です。

テキスト学習5~10時間、模擬試験5~10時間。

合わせると最短で10時間、まったく触れたことがない初心者の方でも20時間あれば大丈夫でしょう。

テキストの勉強時間

まずはテキストの学習。

出題範囲の1項目で1時間程度で学習できます。

5~6項目(Excelは5項目、Word、PowerPointは6項目)あり、操作に慣れている人なら5、6時間。

初心者でも10時間あれば学習可能です。

模擬テストの勉強時間

テキスト学習後、模擬試験の学習(実習)が重要です。

これは1回の模擬テストで確認含め1時間。

5回(5パターン)以上の模擬テストを目安とし最低5時間。

不安で回数を増やしたとしてもランダムの模擬テストを6~10回(10時間)もやれば十分でしょう。

MOSの独学に必要なもの

ノートパソコン

PC(パソコン)

テキストに添付されているデータファイルをPCに入れる必要があります。

実際PC(パソコン)を操作しながら勉強しないと、合格は難しいでしょう。

CDかDVDドライブ付きのPC、付いてなければ公式サイトからデータをダウンロード出来るので(テキスト記載のパスワードが必要)、ネット環境さえあれば大丈夫です。

あとは、試験するバージョンのofficeソフトがPCにインストールされているか確認しておきましょう。

Officeソフトがインストールされていない場合は、買うより格安で1ヶ月以上レンタルできるMacBookのレンタルといったサービスもあります。

あらかじめOfficeソフトがインストールされているPCが、安く使えるオススメのサービスです。

試験勉強のためにOfficeソフトやPCの購入を考えている方は、検討してみてはいかがでしょうか。

MacBookのレンタル

テキスト

FOM出版「よくわかるマスター MOS Excel 365&2019対策テキスト&問題集」

色んなテキストがありますが、MOS公式サイトで推奨しているこのテキストが一番オススメです。

※この記事はこのテキストで学習することを前提に書いています。

実際にファイルを操作しながら学習ができ、模擬テストプログラムもついているので、本番に近い形で実習できます。

テキストも対象のソフト、バージョン、難易度でそれぞれ種類が違うので、購入の際はよく確認しましょう。

MOS独学の勉強方法

勉強方法は大きく分けて、以下3つの内容なります。

勉強方法(3ステップ)

1.スケジュール立て

2.テキストで勉強

3.模擬プログラムで実習

以下、一つずつ説明していきます。

スケジュール立て

1日1時間を目安に計画を立てましょう。

無理なく勉強するには1時間/日程度がオススメです。

1日1時間であれば、仕事や学校があっても何とか取れる時間だと思います。

まずはテキストを1日1項目を1時間(合計5~6日)で学習。

その後は1日1回の模擬テストを1時間(合計5時間~)でスケジュールを立てれば、試験日までの勉強時間にも目処が立つでしょう。

慣れている人なら2週間程度で勉強完了、初心者でも1ヶ月で勉強完了できます。

テキストで勉強

まずはテキストから始めます。

自分のレベルを確認する「勉強前準備」をしてから、「テキストの実施」に入りましょう。

勉強前準備

テキストの最初に「スキルチェックシート」が付いています。

まずは自分の現状スキルレベルを確認しておきましょう。

あまりPCに触れたことがない人でも、テキストに付いている事前学習を1時間程度やれば、基礎的な操作レベルは学習できます。

基礎的な操作レベルとは「ファイルの作成ができる」、「文字列のコピーができる」といったものです。

テキストの実施

テキストは、操作説明を見た後に指定されたファイル(テキストに添付のデータファイル)を開き、指示通り操作するスタイルです。

簡単なクイズを1~2問解くようなイメージですね。

テキストにはメインとする操作方法の他にも、備考として別パターンの操作方法も記載されています。

試験は完成形(結果)による判定なので、数パターンある操作から自分のやりやすい操作方法でも大丈夫。

使い慣れている人でも便利な操作方法を学べたりするので、「わかってる」と思っていてもテキストは全てやっておきましょう。

MOS模擬試験プログラムで実習

シミュレーター

模擬試験の繰り返しが重要。最低でも5回はやる。

模擬試験のプログラムは5パターン用意されています。

それに加えて、ランダム試験(毎回変わります)も付属。

実際の試験とほぼ同じ形式なので、このプログラムで50分のテスト時間以内に90~100%正解していれば、合格できるでしょう。

1回目は点数や時間を気にせず、試験の形式を知る。

まずは模擬試験1のプログラムを実施しましょう。

テキストの前半で学んだ内容や使い慣れていない操作で悩みがちですが、点数を気にせず一通り問題をやります。

時間切れになっても全てやりましょう。

最初は不慣れなので時間もかかると思います。

採点結果画面から問題の再挑戦できるので、解答の解説動画を確認して復習しておきましょう。

2回目以降からは試験時間を意識。

試験時間は50分。

テキスト同様の出題範囲なので、Excelなら5項目、Word、PowerPointなら6項目です。

※便宜上「項目」としていますが、模擬も本試験も1項目のことを「プロジェクト」と呼びます。

1項目(プロジェクト)を7~8分以内で回答出来れば、まずは大丈夫です。

といっても、最初のうちは難しいかもしれません。

ポイントは、2回目は模擬試験1をもう一度挑戦すること。

1回目より短時間で解答ができて、点数も上がるので、自信がつきます。

慣れてくると1項目5分もかからなくなるでしょう。

3回目以降は本試験同様、合格を意識。

3回目以降は本試験を意識しましょう。

3回目あたりからは、もう試験や出題の形式にも慣れていると思います。

模擬試験1~5とランダム試験をやった後、最終的に10分以上残して90点以上取れてれば大丈夫です。

この「10分以上残す」というのがポイント。

本試験では出題の言い回しが少し違うので、模擬試験では余裕もって終われるようにしておいたほうが良いです。

例えば、

質問文の違い(例)

模擬の言い回し → 「~より大きい値に対し~」

試験の言い回し → 「~を超える金額全て~」

といった感じ。

本試験で問題文に混乱してもゆっくり確認できるよう、模擬では試験時間に余裕をもって終われるようにしておきましょう。

合格の点数は700点(70%)以上。※あくまで目安です。

不正解を加味しても900点(90%)正解していれば合格できるでしょう。

まとめ

MOS資格認定の独学方法を簡単にまとめると、以下3つになります。

まとめ

1.勉強時間のスケジュールを立てる。

2.テキストの学習(1項目1時間、1日1時間がおすすめ)

3.模擬テストの繰り返し(1試験1時間、1日1時間がおすすめ)

無理にまとめて詰め込むより、ルーティンにして慣れることで、身に付きやすくなると思います。

受験費用も安くないので、ムダにならないよう勉強していきましょう。

この勉強が終わるころには、合格というより満点を目指したくなるほど自信がついてると思います。

この記事がMOS資格認定取得のお役に立てれば幸いです。

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

-仕事関係
-