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仕事関係

製造業・工場勤務ってきつい?実体験から「あるある」を紹介!

工場勤務のあるある

この記事では、工場勤務の仕事内容や年代別の工場勤務「あるある」について、実体験をもとに紹介します。

長く続く不景気の中、求人の増加が続く製造業。

とくに工場勤務の求人関係は、有効求人倍率2倍を超えるものもあります(2022年6月データ。資料元:厚生労働省公式サイト

そんな引く手あまたの工場勤務、仕事を探している方にはよく目につく求人が多いです。

でも実際に検討すると気になるのが、

「つらい?きつい?楽しい?」

といった部分。

工場勤務だけにいえることではないですが、どうしてもそういったイメージがついていて気になる人も多いと思います。

そこで、実際30年近く工場勤務していた自分の実体験をもとに「工場勤務の仕事内容や人間関係、あるある」を紹介していきます。

この記事でわかること

・工場勤務の仕事内容

・工場内の人間関係や残業

・工場勤務の「あるある」

工場勤務にもいろいろありますが、考え方を見直すには良い情報になるかもしれません。

今一度、工場勤務について考えてみるのもオススメです!

製造業の業務種類

製造業は大きく分けると、

製造業の業務種類

生産業務

生産管理業務

品質管理業務

その他の事務(人事や経理など、間接業務)

の、4つに分かれます。

工場勤務ときいてイメージする仕事は、この中の「生産業務」にあたります。

製造業とひとことでいってもデータ入力が必要な作業などもあり、少なからずPCスキルもあったほうが良いでしょう。

そういった業務を考えるのであれば、PCスキルの証明にMOS認定資格の取得がオススメです。

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工場勤務ってきつい?つらい?楽しい?

工場勤務

身も蓋もないですが、根本的には会社の規模と人間関係で決まります。

工場勤務はきつい?つらい?

工場勤務というと肉体労働のイメージがありますが、大手の会社は設備投資や労働環境の管理が出来ているため、きつい作業は少ないです。

中小企業の中には労働環境の管理は出来ていても、設備投資が出来ていない会社もあります。

そういった会社になると、自働化されている作業が少ない分、きつい仕事は増えるかもしれません。

工場勤務は楽しい?

工場勤務は同じ動作や作業がくりかえされる場合が多いので、仕事として楽しさを見出すのは難しいです。

ですが、作業に悩まされることが少ない分、人間関係さえうまくいけば楽しい職場になります。

そういった点から「きついか、つらいか、楽しいか」を単純に判断すると、

結論

以上の点から、つらいのか、きついのか、楽しいのか、まとめてみました。

つらい?きつい?楽しい?

・大手の会社だときつい(つらい)仕事は少ない。

・中小企業の中にはきつい(つらい)仕事もありえる。

・楽しいかは、人間関係がメイン。

結論としていえるのは、「工場勤務だからきつい(つらい)ということはない」ということぐらいですね。

工業勤務の作業ってどんなものがあるの?

工場勤務の作業を大きく4つに分けると、

工場勤務の作業

・ライン作業

・検査作業

・梱包作業

・成型、加工作業

以下、一つずつ簡単に紹介していきます。

ライン作業

人にもよりますが、肉体的には一番楽かもしれません。

ベルトコンベアなどで送られてくるパーツの組み立てなど、軽作業を一定のペースで続けるので、同じ動作を繰り返すだけで済みます。

ただ、1つの作業に対し手数が多いものになると、ペースに慣れるまではそれなりに疲れます。

検査作業

検査品によっては目からくる神経的な疲れ、繰り返し持つ腕疲れがあります。

検査対象が軽い、検査項目、基準が緩いものなら楽ですが、精密部品などになると目疲れしやすいです。

また、検査基準が緩くても重みがある部品や製品の場合、何個も見ているうちに腕疲れもしやすいです。

実体験では目疲れよりも身体的負担が原因で辞める派遣や請負、パートさんは多かった印象です。

梱包作業

梱包だけの作業であれば、比較的に軽作業です。

ただ、ライン作業などでなければ検査作業と合わせて梱包作業することも多いです。

梱包も検査と同様で、入れる向きや入れ方など基準がありますが、梱包だけなら検査よりは分かりやすく楽です。

成型、加工作業

部品や製品にもよりますが、他の作業と比べると身体的には一番負担があると思われます。

何を製造する会社かにもよりますが、成型工程になると熱が絡むことも多く、防塵服など着ることも多いです。空調が整っていたとしても防塵服で蒸れたり、暑く感じることも多いです。

加工作業も、成型ほどではないですが「熱処理」などある場合があります。

原材料の運搬なども会社によってはあるので、基本的には肉体労働と考えてよいと思います。

工場内の人間関係は?

正直これも会社次第なんですが、実体験をもとに紹介します。

正社員と派遣や請負、パートなどの人間関係

正社員と作業者(派遣や請負、パートなど)は、作業指導以外の関わりは少ないです。

人手不足の製造業で、正社員は作業者に辞めてほしくないのでかなり気を使ってると思います。

作業者から見た場合、あまり関わらず指示された作業をこなせていれば問題は少ないです。

作業者同士の人間関係

工場勤務は作業にチーム的な要素があまりないので(仕事にもよりますが)、特に関わらなければ問題も少ないです。

ただ、「2~3人1組で」や「複数人で1つの作業」といったチーム作業になると、何かしらの問題がああるかもしれません。

仕事内容に関係なくストレスを減らす方法として、人間関係のストレス対策「262の法則」というものがあります。

詳しくは別途、以下のリンクで紹介します。

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なんだかんだいって残業多いの?

求人情報に「残業:月5~10時間程度」など書いてあっても、不安ですよね。

人手不足もあり辞められる方が困るので、勤務当初は仕事があっても頼まれることは少ないと思います。

ただ、2,3ヶ月経って性格の把握や慣れ、信頼されてくると、残業を頼まれることが多くなる可能性があるので注意。

最低限のノルマを問題なくできていれば、必要な人材です。そんな人材に辞められると困るので「残業できません」と言っても辞められるよりは良いので、通りやすいと思います。

現場管理者に事情をつけて説明(親や子供などの都合、副業や勉強などによる自己都合など)しておけば、生産計画の段階で残業を入れないよう計画するので、1ヶ月、遅くても2週間前には伝えておくのが良いでしょう。

実際、自分の時も請負作業者で残業できない場合は社員が対応することが多かったです。

工場勤務の「あるある」

びっくり

ここからは、中途採用や派遣などで入社した場合の、年代別あるあるを紹介します。

20代の工場勤務あるある

若い人は製造業や工場勤務でも貴重なので、正社員でも派遣、パートでも最初は大事にされます。

20代の工場勤務あるある

・最初は失敗を笑って許される(表面上)

・最初は遅刻や早退しても笑って許される(表面上)

・笑って許してない会社には長くいない

・性格が明るいやつほどすぐ辞めていく

・有能な20代は、自分の可能性に気づいて辞めていく

20代というやり直しが効く若さは、会社側からしたら「いつ辞めると言い出すかわからない」怖さがあります。

下手に叱って辞められても困りますよね。

当人も「別の会社にいこう」と考えるのも安易だと思います。

いろんな事に挑戦できる若さから、前向きな考えで辞めていく人も多いです。

30代からの工場勤務あるある

30代も、高齢化している製造業、人手不足の工場勤務ではまだ若手で貴重です。

30代の工場勤務あるある

・失敗を苦笑いされる(表面上)

・会社が人材育成の成果を求め始める(※正社員対象)

・結婚や将来の話を聞かれがち

・会社で若手に見られても、本人は大人だったりする

・逆に、20代のまま意識が変わっていない人も多い

20代のあるあると同様に、まだ若い部類に入るので会社も「これから」を考えて気をつかうと思います。

正社員の場合ですが、少しずつ教育の成果を求め始めるタイミングにも思えます。

途中入社の場合は、ある程度の履歴を考慮されると思います。

高齢化の影響もあって、会社は30代を若手に見ていると思いますが、当人はある程度経験を積んだ大人。

会社とのギャップがあったりします。

ですが、30代の中には20代の意識と変わっていない人もいます。

40代からの工場勤務あるある

中途採用の工場勤務で、わりと多い世代。何かしらみんな事情あり。

40代の工場勤務あるある

・失敗を怒られないけど、笑われない

・責任に問われることが多くなる(※正社員対象)

・事情を知りたいけど聞けない、周りからの視線を感じる

・良くも悪くも、あまり気にされない

・稀にやる気まんまんの礼儀正しい人がいる(前職営業?)

やはり会社側は辞められたら困るので、叱られる事は少ないと思います。

ただ、可愛がられる歳でもないので表面上でも笑われなくなってきますね。

正社員の場合は働き盛りともいえる中核の年代なので、責任のある仕事が多くなる印象。

途中入社であっても、ある程度の即戦力は求められるでしょう。

途中入社や派遣、パートでくる人の中には、稀にやる気まんまんで礼儀正しい人もいます。

前職が営業や接客関係だったり、正社員登用を考えたり、色々ある年代ですよね。

50代からの工場勤務あるある

正社員もそうですが、派遣や請負、パートの人も50代は多いです。

50代の工場勤務あるある

・失敗を怒られないが、愚痴られがち

・何しても歳のせいにされがち

・逆に、問題なく作業をこなすだけで評価される

・体力の衰えに歳を実感する

・プライドが高い人、義理人情系の人が多い

50代ともなると周りも文句を言いづらいです(同年代を除く)。

その為か、陰で愚痴られがちです。

上手くいっても失敗しても、年齢的な判断をされがち。

「伊達に歳をとってない」とか「もう歳だから」といった評価のされかたが目立ちますね。

そういった面からも、問題なく作業をこなすだけで「有能な人材」として評価されます。

仕事に関わらず体力の衰えを実感するのもこのくらいからでしょう。

50代ともなると経験を積み重ねてきた自負のためか、プライドの高い人も多いです。

それまでの人間関係もあって、義理人情に厚い人も多いです。

60代の工場勤務あるある

60代の前半で、がんばってる人も多いです。

60代の工場勤務あるある

・失敗しても誰も怒れない

・体力的に気を使われる

何も悪くないのに謝ってきたりする

井戸端的な雑談が好き

逆に心配なほど無口も多い

60代になると、ほとんどが年下で気を使われがちです。

人生の先輩でもあり、怒るに怒れないですよね。

体力的にも当然若くないことも周知される年代なので、気を使われます。

その人生経験からの包容力なのか、あまり関係なく大した問題ではなくても謝ってきたりしてくれてビックリ。

60代ともなると今までの経験や思い出も多く、井戸端的な雑談話も豊富です。

逆に、人によっては心配になるほど無口な人も多いです。

まとめ

「工場勤務がきつい」という印象は、成型、加工などの肉体労働や作業環境のイメージからくるものだと思います。

ただ、それもある程度大きな会社なら設備や労働衛生管理もしっかりしているので、あくまでイメージです。

以前、工場(会社)移った派遣社員と偶然会い、話を聞いたことがありました。

移ったのは大きな会社の工場で、「すっごく楽」といって満足していました。

ライン作業で無理な残業もいわれなく、良い環境だったそうです。

工場勤務を考える時は、設備が整っていそうな会社かを基準に考えるのが良いかもしれませんね。

ISO認定を取得しているかどうかも、基準になるかもしれません。(製造業の求人でよく記載されています)

以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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