この記事では、ABEMA、YouTubeチャンネルで人気の番組「アベマプライム」(アベプラ)の魅力や内容について紹介します。
テレビ報道やSNSなど様々なプラットホームで情報があふれ、どう判断するべきか個人のリテラシー(判断力)が重要視される時代。
とくに近年の日本は政治や経済、社会問題、どれをとってもネガティブな状況で判断がむずかしいところですよね。
そんな中、他と少し違った報道番組がありました。
ABEMAの番組でYouTubeでも一部クロスプラットフォーム化(同時配信)しているチャンネル「アベマプライム」(アベプラ)です。
「変わる報道番組」と銘打っているだけあって、独特で新しいスタイルの報道・討論番組。
「ひろゆき」「成田悠輔」といった人気の著名人を始め、各業界の専門家や素人まで多様な出演者による議論がくり広げられます。
いろいろな視点からの意見は面白くもあり、リテラシーを養う上でも勉強になる魅力的な番組。
そんな「アベマプライム」(アベプラ)の内容や魅力を紹介していきたいと思います。
変わる報道番組「アベマプライム」(アベプラ)とは
ABEMA 変わる報道番組 #アベプラ【公式】(※YouTubeリンク)
チャンネル情報
Live放送日時:月~金、21時~23時まで
(※YouTubeLiveでは22時頃まで、約1時間)
・登録日:2019年6月7日
・チャンネル登録者数:105万人
・総視聴回数:6億6千万回以上
・再生時間(目安):15分~30分(※切り抜き)
(2023年3月現在)
「アベマプライム」(アベプラ)とは、さまざまな社会問題に対しさまざまなコメンテーターたちが議論・討論する報道番組です。
「社会を変えるには何が必要なのか? 皆さんと一緒に悩み、考え、そして行動する番組」(※チャンネル概要欄より一部引用)とあるように、視聴しながら一緒に考えられる番組になっています。
主体はインターネットTV・動画配信サービス「ABEMA」(旧称AbemaTV)内の無料で見られる番組。
YouTubeとクロスプラットフォーム化していてますが、YouTubeLive放送は基本的に前半約1時間までになっています。
フルタイムで見たい方は、後半からABEMAで見るか、最初からABEMAで見るか、どちらかですね。
ABEMAにもオンタイムのコメント機能があるので、同じようにLive視聴可能です。
「YouTubeのコメント、ABEMAのコメント、両方見たい」「ABEMAのコメントだけ見たい」など、コメントで選んでも良いかもしれません。
アベマプライム(アベプラ)は、ライブ放送であれば無料で視聴できます。
ABEMAの中にはABEMAプレミアム(有料)でしか見れないようなオリジナルの面白い番組も多いので、動画配信サービスの加入候補としてもオススメです。
アベマプライム(アベプラ)の魅力
「アベプラ」の魅力を大きく分けると、以下の3つです。
アベプラの魅力
・著名人から一般人まで、コメンテーターが多様!
・議題(テーマ)が多種多様!
・司会・平石アナウンサーのファシリテーション能力!
とにかく「多様」なのが魅力的です。
また、司会の平石アナウンサーの見事な進行能力(ファシリテーション能力)も魅力!
以下、それぞれ紹介していきます。
著名人から一般人まで、コメンテーターが多様!
番組自体は5,6人での議論ですが、そのメンバーが多様です。なんとレギュラーメンバーが50人以上!
以下、レギュラーメンバーを一部紹介します。
※レギュラーといっても出演の頻度は決まっていないので、ご注意ください。
レギュラーメンバー(一部抜粋)
・平石直之 (進行役、テレビ朝日アナウンサー)
・ひろゆき (匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者、実業家、コメンテーター、YouTuber)
・田村淳 (お笑いタレント)
・EXIT (お笑いタレント)
・カンニング竹山 (お笑いタレント)
・安藤美姫 (元フィギアスケート選手)
・柏木由紀 (アイドル)
・益若つばさ (ファッションモデル)
・石田拳智 (経営者、タレント、eスポーツ実況者)
・紗倉まな (AV女優、作家、タレント)
・若新雄純 (実業家、プロデューサー)
・あおちゃんぺ (ギャル系アイドル)
・安部敏樹 (実業家、起業家)
・宇佐美典也 (制度アナリスト、コメンテーター、元経産省官僚)
・茂木健一郎 (脳科学者)
・パックン (お笑いタレント、コメンテーター)
・ケンドーコバヤシ (お笑いタレント)
など。
まだまだ沢山いるので紹介しきれませんが、皆さん何かしらに秀でた方々ばかり。
この番組で初めて知って、興味が湧くような人物が出演したりします。
政治家や専門家、議題に関係する一般人、SNSインフルエンサーなど、さまざまなコメンテーターによる変わった議論が展開。
レギュラーメンバーの「ひろゆき」「成田悠輔」2人がMCのYouTube番組「Re:Hack」(リハック)でも時々アベプラの話が出てくるので、両方見ているとどちらも番組も楽しく見れます。
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参考「ひろゆき&成田悠輔」Re:Hack(リハック)政治、経済が面白くなる!
「政治や経済って大事だとは思うけど、難しくてよく分からない……」 そう思う人は多いと思います。 自分も長い間そう思いながら、あまり深く興味を持てずにいました。 そんな中、なんとなくYouTubeを流し ...
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テーマが新鮮で多種多様!
月~金のライブ放送なので、直近の事件や問題もテーマに上がります。
普段は気がつかないような社会問題も取り上げているので、それだけでも知識として勉強になります。
専門家や問題に直面している一般人がコメンテーターとして参加するので、深い知識とリアルな意見が知れるのも大きな魅力。
議論だけではなく企画物の討論もあったり、バラエティー的な部分もあります。
司会・平石アナウンサーのファシリテーション能力!
テレビ朝日のアナウンサーで、「アベプラ」進行役の平石直之アナ。
個性の強いコメンテーターたちを上手くまとめる「ファシリテーション能力」の高い魅力ある進行役です。
議論が破綻しそうになってもバランスよくまとめて番組を進行する能力「ファシリテーション力」は見ていて感動もの!
個人的にはいつかフリーになってさまざまな方面で活躍してくれないかと、期待しています。
出演者別 オススメ動画(議論)5選!
主だった出演者別に分けて、オススメ動画(議論)を5つ紹介します。
人気があるのはひろゆき氏や成田悠輔氏の出演回ですが、その他にも魅力的な議論がたくさん!
初めて見る方にはとくにオススメの動画です。
【ひろゆき物議】座り込み抗議の実態は?
動画タイトル:【ひろゆき物議】座り込み抗議の実態は?沖縄基地問題を考える
コメンテーター
・ひろゆき
・せやろがいおじさん(お笑い芸人/YouTuber)
・阿部岳(沖縄タイムス記者)
・宮原ジェフリーいちろう(ジャーナリスト)
・柴田阿弥(フリーアナウンサー)
・大空幸星(NPO法人「あなたのいばしょ」理事長)
・ヨッピー(銭湯大好きライター)
ひろゆき氏が沖縄の辺野古で行われている座り込み抗議の実態を見て、ツイートしたことが炎上。
そのことを発端とした「座り込み抗議」についての議論です。
ひろゆき氏の「座り込み」の定義が違うという意見に対し、せやろがいおじさん、阿部岳氏、宮原ジェフリーいちろう氏の反対意見で白熱した議論に展開。
ひろゆき氏、大空幸星氏の意見に対し、せやろがいおじさん、阿部岳氏との論点が合わず、泥沼の展開が見れます。
分かりやすい対立意見と食い違いで盛り上がりを見せました。
【ヴィーガン】残酷な写真をなぜ子どもに?
動画タイトル:【ヴィーガン】残酷な写真をなぜ子どもに?デモ主催者に直撃
コメンテーター
・田村淳
・箱山由実子(弁護士)
・ 鈴木博之(塗装業 小学校前での啓豪活動に参加)
・西岡壱誠(リアルドラゴン桜の現役東大生)
・ハヤカワ五味(実業家)
・松田公太(EGGS 'N THINGS JAPAN株式会社 代表取締役)
ヴィーガン(完全菜食主義)活動者による小学校前で行われた、食肉処理される動物の残酷な写真を子供に見せるというデモ活動に対する議論です。
ヴィーガン活動家である箱山由実子氏を中心に、この活動方法に賛同できない様々な対立意見による議論が展開されました。
「子供に残酷な写真を見せる」という過激な内容のデモ活動に対し田村淳氏の、冷静を保ちつつも憤りを見せる意見に共感する人も多いのではないでしょうか。
【自己啓発】300冊読破で気付いた落とし穴
動画タイトル:【自己啓発】「ただのビジネス」300冊読破で気付いた落とし穴
コメンテーター
・EXIT(兼近大樹、りんたろー。)
・カニバリ(会社員)
・鈴木康成(KKベストセラーズ編集長)
・M r .K(自己啓発セミナーに感銘を受け運営に参加)
・柴田阿弥(フリーアナウンサー)
・長谷川ミラ(モデル/デザイナー)
・茂木健一郎(脳科学者)
自己啓発本や自己啓発セミナーの是非や捉え方についての議論です。
自己啓発本にハマり300冊読んだカニバリさんの出した答えにコメンテーターたちも納得や共感。
議論というより、実体験からの感想がメインですね。
本によって書いてある事が真逆だったり、読むけどやらない理由など、何冊かそういった本を読んだことがある人には共感の面白さがあります。
EXITの「それはもう自己啓発じゃない、他己啓発」という意見には、「確かに!」と思って笑ってしまいました。
【密着】データで社会をどう変える?成田悠輔の革命運動
動画タイトル:【密着】「船に乗れないとダメ。限界集落化した離島を国にする」データで社会をどう変える?子どものSOSを可視化?成田悠輔の革命運動
コメンテーター
・成田悠輔
・戸ヶ﨑勤(埼玉 戸田市教育委員会 教育長)
・安部敏樹(リディラバ代表)
・高橋みなみ(タレント 元AKB48総監督)
・堀潤(ジャーナリスト)
・田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
イェール大学助教授で、実業家、その他多方で活動しメディアでも人気の「成田悠輔」氏を中心とした、データを活かした教育や社会への取り組みについての議論です。
データを用いたビジネスや公共政策のデザインを専門とする成田悠輔氏。
教育委員会で教育のデータ活用に取り組んでいる戸ヶ﨑勤氏の、教育における「わかる」と「楽しい」の相関関係データや、評価の方法による問題などを考える議論です。
また、リモートワークの推進により変わってきた昨今の働き方を考え、今後の社会についても議論します。
データを活用した教育の改革、リモートワークによる生産性の分析や働き方の未来像といった、これからの社会について面白い見解を知れます。
【改造論】少子化&人口減少前提で考える日本の未来
動画タイトル:【改造論】成田悠輔「消えるべき人に消えてと言える状況を」ひろゆき「過疎化より無人化の方がマシ」少子化&人口減少前提で考える日本の未来
コメンテーター
・ひろゆき
・成田悠輔(米イェール大学助教授/半熟仮想(株)代表)
・若新雄純(プロデューサー/慶應大特任准教授)
・河合雅司(ジャーナリスト/人口減少対策総研)
・平原依文(World Road共同代表)
少子化や人口減少の進む日本。
「人口減少社会の日本の未来」についてどうなるか、どう取り組むべきか考える議論です。
少子化対策をすすめていくべきか、一人一人の幸福感に注力すべきか、生産性を上げるにはどうしていくべきか、議論を重ねながら様々な問題点が浮き彫りになります。
2050年には無人の地域だらけになってしまうというデータから、どう捉え取り組むべきか、そう遠くない将来の話なだけに気になる話。
成田悠輔氏らしい意見も面白いです。
まとめ
他にも変わったテーマや激論に展開する会も多くあります。
とくにひろゆき氏の回は激論になることが多く、ほかにも面白い回がまだまだあります。
中には「ひろゆきとメンタリストDaiGoの討論対決」なんて企画物の回や、live放送で見られる「ほかのんのお天気コーナー」も少し変わっていて面白いので、できればlive放送の視聴がオススメです。
多様な視点からの議論を見いていると、見ている方の考え方も「変わる」番組。
お決まりのコメンテーターが体よく意見する、よくあるような報道番組とはかなり違う報道番組です。
一度暇なときにでも、ご覧になってみることをオススメします!
以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。