この記事では、一人暮らし(特に男性向け)の、食費節約になる簡単な自炊、料理レシピを紹介します。
一人暮らしだと、仕事帰りに外食やコンビニ弁当で夕食を済ませてしまうことって多いですよね。
自分も以前はそうでした。
ただ、外食やコンビニ弁当は手軽な分、お金もかかります。
自分の場合は1日3食で1500円くらい。
月当たりをざっくり計算すると、4.5万円前後かかってました。
そこで、「時間、手間、節約」&「満足」を基準に、調べながら自分なりの自炊を開始。
今では食費も月3万円を切って、以前より毎月1万5千円以上、食費が浮かすことができました。
そんな「時間や手間をかけず、簡単にできる男の節約料理レシピ」を6レシピ紹介します!
自炊は最初面倒に感じますが、簡単なレシピなら慣れるのもはやく継続もカンタン。
なんとか身に付けて食費を浮かしちゃいましょう!
※「男の料理」というのは、「ボリューム」という意味で使っています。
量に問題ない、もしくは減らせば女性でも大丈夫です。
それぞれの値段はすべて店や地域により違いがありますので、ご了承ください。
自炊がおすすめな理由
自炊がおすすめな理由として大きく3つ挙げると、
自炊がおすすめな理由
・食費を減らせる
・基本的な調理スキルが身に着く
・料理が楽しくなる
ズバリ、この3つです。
食費を減らせる
繰り返しになりますが、自炊がおすすめの理由は「食費を減らせる」ことです。
ですが、なにも考えずに自炊しても食費は減らせません。
まとめ買いや安い食材を買う。
味に凝らない。
といった妥協は必要です。
基本的な調理スキルが身に着く
いざというときに食事のやりくりができる「基本的な調理スキルが身に着く」こともオススメの理由です。
近くのスーパーがたまたま休みだったり、タイミング悪くコンビニの食べ物が品薄だったり。
そんなときにかんたんな料理ができると助かります。
災害時なんかにも役立つので、基本的な調理スキルはあるに越したことはないですね。
料理が楽しくなる
続けているといろいろなレシピを試したくなって、「料理が楽しくなる」といった点でも自炊はおすすめです。
趣味的になると節約とは変わってきますが、趣味=食費と考えると節約になっているともいえます。
案外やってみると楽しいですよ!
自炊ができない要因、対策
自炊ができない主な要因は以下の3つだと思います。
自炊ができない理由
・時間がかかる
・手間がかかる
・そもそも料理が苦手
時間がかかる
こればかりは避けられません。
切ったり、焼いたり、煮たりするにはそれなりに時間が必要です。
対策としては、時間がかからない料理=簡単な料理(時短)になります。
手間がかかる
「材料をそろえる」「洗い物がでる」といった点で、調理以外にも手間がかかります。
対策としては、
自炊とは
1.材料のまとめ買い
2.調理~食事
3.洗い物
この3つを自炊として考えましょう。
材料は良く使うものをまとめ買いしておくと、いちいち買いに行く手間もありません。
調理して食べ終わったら、皿を下げると同時に洗い物をします。
3分くらいなので、慣れるのも早いです。
そもそも料理が苦手
料理自体やったことない。
何もわからない。
さすがにこのままでは自炊できません。
最低限の実践は必要です。
最低限とは「切る、茹でる、炒める」くらいなので、すぐ慣れます。
カンタンな自炊に必要な基本食材
基本的には「主食」、「玉子、ベーコン、刻みネギ、ミックス野菜」、「ちょっとの調味料」があればカンタンな自炊は可能です。(ちょっと盛ってますが)
以下、紹介するレシピ全般を通して必要な基本食材と費用目安です。※費用は環境により違いがあるのでご了承ください。
主食
主食は以下3種類。
主食3種類
・ごはん
・パスタ(スパゲティ)
・焼きそば
ごはん(米、5㎏。約2,000円)
150g(1合)は炊くと約300g(大盛)。
2,000円前後なので、大盛ごはん1膳60円前後です。
パスタ (600g 約400円)
200g(2人前)で大盛です。
人によりますが、昼食などでは100gでは物足りないかも。
大盛パスタ1食130円前後です。
焼きそば (150gx3パック 約350円)
これもパスタと同じく、大盛なら2人前(2パック)です。
大盛やきそば1食230円前後。
ですが、スーパーによってはもっと安く買えます。(自分の近所では170円で買えます)
これだけでもOKな定番の良コスパ食品。
その他
パスタや焼きそば以外にも、ラーメンやそば、うどんといった麺類は安くてカンタンに作れるものが多いです。
自炊というレベルではないかもしれませんが、コスパのよい食事としてはオススメです。
食材
全般的に使える食材4種類。
このセットだけでもおかずになります。
全般的に使える食材
・玉子(10個入り1パック、約220円)
・ハーフベーコン(4パック1組、約300円)
・刻みネギ(パック、約100円)
・ミックス野菜(約100円)
保存も冷蔵庫で1週間~2週間は持ちます。
刻みネギは5~6日くらい、ミックス野菜は3~4日以内で使った方がよいです。
調味料
調味料は基本的に長持ちするので、自分にあった容量で買いましょう。(なので、費用は省きます)
使用頻度に偏りがなければ、どれも1ヶ月以上持ちます。
全て常備しておけば困りません。
1.ほぼ全般で使える調味料
全般的に使える調味料
・醤油
・塩
・塩コショウ(またはコショウ)
・鶏ガラスープの素(顆粒)
2.以下3つは基本的に「ペペロンチーノ」用ですが、にんにくチューブは全般で使えます。
ペペロンチーノで使用
・パセリパウダー
・唐辛子(パウダー)
・にんにくチューブ(またはにんにくパウダー)
3.その他
その他
・サラダ油
・ごま油
簡単・節約・料理レシピ
男の料理ということで、レシピはすべて大盛になってます。
食費節約には、ごはんを炊くことがほぼ必須。
米を研ぐ、保存するなどの手間はありますが、タイマーや休日を利用して時間が取れる時にまとめて炊いておきましょう。
3合炊くと大盛(約330g)3食分になるので、1食はそのまま食べて残りをラップでくるみ冷凍保存。
パスタや焼きそばも食べる日をつくれば、週1回炊く程度で済みます。
朝食は手軽なオートミールにするのもオススメ。
オートミール時短・簡単レシピも紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。
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チャーハン
調理時間:約20分
1食:約210円
食材
・冷凍ごはん(300g)
・玉子 2個
・ハーフベーコン 1パック
・刻みネギ 2つまみ程度
調味料(量は目安。お好みで)
・醤油(大さじ1)
・鶏ガラスープの素(大さじ1)
・塩コショウ(少々)
・にんにくチューブ(お好みで)
・ごま油
・調理手順
※ごはんは冷凍ごはんじゃなくてもOKです(その場合1は不要)
1.冷凍ごはんをレンジで温める(例:300g 500wで4分30秒~5分くらい)
2.ハーフベーコンを約1㎝幅くらいにカットする
3.ごはんの解凍が終わったらほぐし、少し置いておく(湯気=水分を飛ばす)
4.フライパンにごま油(大さじ1弱)いれ、ハーフベーコンを中火で軽く炒め別皿に移しておく
5.ごはんに玉子2個を割り入れ、醤油(お好みの量)を入れて混ぜる(玉子かけごはん状態)
6.再度フライパンにごま油(大さじ1)いれ、中火~強火で温めた後、玉子かけごはんを投入
7.フライ返しでごはんを切るように混ぜながら、パラパラになるまで炒める
8.別皿に移しておいたベーコン、鶏ガラスープの素、塩コショウ、にんにく(※お好みで)を入れ混ぜ合わせる
9.火を止め、刻みネギを入れて軽く混ぜ、皿に移して完成
けっこう細かく書いてますが、実際にやってみるとそれほど手間はかかりません。
大盛チャーハンが210円で食べれる、おすすめレシピです。
玉子野菜炒め丼
調理時間:約15分
1食:約260円
食材
・ごはん(300g)
・玉子 2個
・ミックス野菜 1食分(100g前後)
・ハーフベーコン 1パック
・刻みネギ 2つまみ程度
調味料(量は目安、お好みで)
・醤油(大さじ1)
・鶏ガラスープの素(大さじ1)
・塩コショウ(少々)
・にんにくチューブ(お好みで)
・ごま油
※基本的にチャーハンと同じ
・調理手順
※ごはんが冷凍の場合は解凍し、丼ぶりに移しておきましょう。
1.ハーフベーコンを約1㎝幅くらいにカットする
2.フライパンにごま油(大さじ1弱)いれ、ミックス野菜(1食分)を中火で炒める
3.野菜がしんなりしてきたら、ハーフベーコンを入れ、そのまま一緒に炒める
4.鶏ガラスープの素、塩コショウ、にんにくチューブ(お好みで)を入れ、味付けする
5.玉子を2個と醤油(大さじ1)容器に入れて溶く
6.フライパンに玉子と追加し、好みの固さまで混ぜながら炒める
7.火を止め、刻みネギを入れて軽く混ぜ、ごはんの上にのせて完成
玉子を野菜に和えた、チャーハンレシピの野菜炒め仕様。
野菜が欲しい時に。
ペペロンチーノ
調理時間:約20分
1食:約280円
食材
・パスタ(200g)
・ハーフベーコン 1パック
・刻みネギ 2つまみ程度
調味料(※量は目安。お好みで)
・パセリパウダー(大さじ1)
・とうがらし(少々)
・塩コショウ(少々)
・にんにくチューブ(5㎝~お好みで)
・塩(茹でる時に使用)
・サラダ油
・調理手順
1.パスタをパッケージの時間どおりに茹でる。茹でる時に塩を多めに入れておく(※パスタの太さで違います)
2.茹でてる間、フライパンにサラダ油(大さじ1)をいれ、にんにく(チューブ、5㎝~好みで)を弱火で炒める
3.ゆで汁(大さじ2)をフライパンに追加し、パセリ(小さじ1くらい)、とうがらし(少々)も入れる
※ガーリックソースをつくるイメージです。炒めすぎると味が飛ぶので、沸騰しない程度にしましょう
4.茹で上がったパスタをザルで水切りし、フライパンに追加。よく混ぜる
5.パセリを追加で入れる。塩コショウも少々(お好みで)
6.火を止め、刻みネギを入れて軽く混ぜ、皿に盛って完成
茹で時間中にガーリックソースを作る感じです。
薄味になった時はコショウか塩でフォロー。
ナポリタンやカルボナーラといったスパゲティのかんたんレシピも別記事で紹介しているので、よかったら覗いてみてください。
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焼きそば(塩味・ソース味)
調理時間:約20分
1食:約380円
食材
・やきそば 2パック(300g)
・ハーフベーコン 1パック
(※写真はウインナーで代用してます)
・刻みネギ 2つまみ程度
・ミックス野菜 1食分(100g前後)
調味料
・やきそばについてる調味料(塩、ソース味など)
・サラダ油
・調理手順
1.ハーフベーコンを約1㎝幅くらいにカットする
2.フライパンにサラダ油(大さじ)いれ、ミックス野菜(1食分)を中火で炒める
3.野菜がしんなりしてきたらハーフベーコンを入れ、そのまま一緒に炒める
4.野菜、ベーコンをフライパンの端によせ、焼きそば麺(2パック)を入れる
5.入れた麺の上に水120gくらいをかけ入れ、麺をほぐす(※この辺はパッケージに書いてあります)
6.火を止め、調味料(パウダー袋)を2つ入れてよく混ぜる
7.刻みネギを入れて軽く混ぜ、皿に盛って完成
時短・簡単料理(自炊といえるのか?)の定番。具無しでもOK。
パッケージ通りで簡単に作れます。
その他の簡単レシピ(肉入り)
肉を冷凍保存する手間が増えますが、簡単なレシピを紹介します。
肉を使うレシピの追加食材
・挽肉 (100g 120円前後)
・豚バラ薄切り肉 (100g 230円前後)
解凍は、10~12時間前に冷蔵庫へ入れて「冷蔵解凍」するか、タイミングが取れない場合や急ぐ場合は電子レンジの解凍設定(「解凍」が無ければ、100~200wで100g10分程度)で解凍します。
そぼろ丼
調理時間:約20分
1食:約240円
食材
・ごはん(300g)
・ミックス野菜 1食分(100g前後)
・豚挽肉(100g)
調味料(量は目安、お好みで)
・塩コショウ(大さじ1)
・サラダ油
・調理手順
※ごはんが冷凍の場合は解凍し、丼ぶりに移しておきましょう。
1.フライパンにサラダ油(大さじ1弱)いれ、豚挽肉(解凍済)を弱火~中火で炒める
2.挽肉が全体的に色がついたら、ミックス野菜(1食分)を追加し中火で炒める
3.野菜がしんなりしてきたら、塩コショウ(大さじ1)を入れて味付けする
4.火を止め、ごはんの上にのせて完成
玉子野菜炒めと同じく、玉子とか刻みネギ足しても良い感じです。
焼肉丼
調理時間:約15分
1食:約350円
食材
・ごはん(300g)
・ミックス野菜 1食分(100g前後)
・豚バラ薄切り肉(100g)
調味料(量は目安、お好みで)
・塩コショウ(大さじ1)
・サラダ油
・調理手順
※そぼろ丼の肉を豚バラ肉に変えただけです。
※ごはんが冷凍の場合は解凍し、丼ぶりに移しておきましょう。
1.フライパンにサラダ油(大さじ1弱)いれ、豚バラ薄切り肉(解凍済)を弱火~中火で炒める
2.豚バラ薄切り肉が全体的に色がついたら、ミックス野菜(1食分)を追加し中火で炒める
3.野菜がしんなりしてきたら、塩コショウ(大さじ1)を入れて味付けする
4.火を止め、ごはんの上にのせて完成
ようするに豚焼肉(薄)をのっけただけ。
なので、焼肉のたれで味付けしても美味いです。
まとめ
一人暮らしで自炊を継続する、おすすめ内容としてまとめます。
一人暮らしの自炊まとめ
・1週間~を目安に、食材をまとめ買いで安く済ませる。
・計画的に米を炊き、冷凍保存する。
・料理~食事~洗い物で50分/日を生活のルーティンにする。
一人暮らしの男性が、自炊で食費節約をすることを主眼においてるレシピです。
そのため、特別おいしい料理レシピではないし、栄養も度外視してます。ご了承ください。
一番のネックはやはり時間。
仕事が忙しく、家に帰ってから50分前後の余裕が取れないと厳しいと思います。
時間や手間をかけずに食費を減らせる「2段式弁当箱炊飯器」を使う方法を別記事で紹介していますので、そちらも良ければ参考にしてみてください。
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他にも自分にあった時短・簡単レシピはたくさんあるので、慣れてきたら挑戦するとレパートリーが増えて楽しいです。
麻婆豆腐なんかも思ってたより簡単にできます。(最近ハマってます)
以上です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。